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日本の伝統や言い伝えは奥が深いなァ、トイレだって [輸入雑貨屋店長日記]

 春の選抜高校野球の「21世紀枠」で選ばれた学校の中に「トイレ掃除という活動が認められて」出場権を得た高校があるということをニュースで知りました。

 「トイレの神様」という歌がヒットしたり、学校や会社ではトイレ掃除を生徒さんや会社員、社長さんまでもが率先して行っているという話をよく聞きます。

 宮島もそうですが、多くの観光地でもボランティア団体がトイレ掃除を行っています。

 中国では、日本では生徒がトイレ掃除をしているということを知ってネットで評判になったりもしました。

 トルコ(?)では生徒が教室の掃除をしていることを知り早速教室掃除のしくみを取り入れたようですけど、でもトイレ掃除まではどうかな。

 日本の神様はいろんなところにいらっしゃるし、人間だって神様としてお祀(まつ)りされています。(清盛さんや菅原道真さんetc)

 神様=GODと訳すのはもう止めたほうがいいと思います。

 この辺りの混乱が「靖国問題」を招いているのではないでしょうか?

 家の各部屋にはそれぞれ神様がいらっしゃって、七柱の神様が家に住まわれる時に順番に各部屋に鎮座され、最初の神様が「どっこいしょ」とお座りになったのは客間だそうです。順番に玄関や居間や寝室と、鎮座されたようです。台所の神様の荒神様が有名どころでしょうか。

 どうして神様が来られるのに時間差があるかというと、最初の神様は手ぶらで、次の神様は片手くらいの荷物を持って、というように荷物の量に違いがあったためだそうです。

 そして、最後に金銀財宝を大きな袋につめてヒイヒイ言いながら来られた神様の鎮座される時にはトイレしか場所がなかったらしいのです。

 わたしも旅行や山登りに出かけるときには荷物をなるべく少なくしたいですからね。ネパールに行く時も、ネパール人へのお土産が多いい時などはチョット面倒だという思いもあります。かといって客間や玄関にいらっしゃる神様が横着者だと言っているのではないですよ。

 ですからトイレ掃除をしていつもトイレをきれいにしておくと神様が「そうか、そうか、よくやってくれるな」てなわけでトイレ掃除をした人にご自分が持ってきた幸せや福を与えて下さるのだそうです。

 どこかの地方では、生まれた赤ちゃんをトイレに連れて行く習慣があるということも聞いたことがあります。将来、赤ちゃんに福がやってくるようにという願いが込められているのだと思います。

 日本人がトイレ掃除に共感するのはこういう古くからの伝統や習慣がいろんな言い伝えとして残っているからでしょうね。

 わたしは初日の出登山を宮島に決めているのですが、来年は下山したら大聖院で「トイレの神様」お札を頂いて、トイレに貼ろうと思っています。でも、ゼニ目当てなのがバレバレでご利益はないかも('_')

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